【昨日の続きです。長文ですいません】
職人さんの私に対する不満というのは、一言で言えば「値切る」ということ。
値切り方がよくないということなので、反省しなくてはいけないですね(^_^;)
値切り方は反省しなくてはいけないとして、商売をしている以上、
「お客様が第一」なのは間違いないです。
お客様にとって重要な点の一つに、当然「価格」があると思います。
だから、お客様のためにもある程度価格を抑えないといけません。
そのためには仕入れも、職人さんの金額もある程度は抑えないといけないのです。
職人さんには、その代わりといってはなんですが、仕事の量を出すことと、
仕事の楽しさを提供したいと思っています。
昨日のブログでも書きましたが、当社の売りのひとつは「職人さん」です。
これはまぎれも無い事実。
だから、お客様から職人さんに対するお褒めの言葉をいただくことも多いですし、
そういったお客様の声を職人さんにも伝えるようにしています。
それが、職人さんの「仕事の楽しさ」にもつながると思いますので。
こんなことを書きつつ、当社の価格が激安では決してないです。
(胸を張っていえることではないかもしれませんが(笑))
もちろんお客様と同じように、当社の売りである職人さんも大切ですので、
職人さんにあまりにも安い金額で無理をいうつもりもありません。
あくまで、お客様にとって妥当な金額になるようにお願いしている、というつもりです。
はっきり言って、もっと安くリフォームをする方法はあります。
世間では、もっと安い金額で働いてくれる職人さんもいます。
でも、そういう職人さんは、残念ながら何らかのマイナス面を持っていることが多いのです。
態度が悪かったり、腕が悪かったり・・・。
また、自社職人で何でもやる、ということで金額を抑えるという方法もありますが、
それもやはり品質が落ちかねない。
なんでもやるということは、なんでも中途半端につながりかねないからです。
技術職というものは、専門でやっている人には勝てない部分がどうしてもあるからです。
餅は餅屋、ですよね。
(そういった他の業者さんが悪いといってるわけではないですよ。)
こういったことではお客様の満足度が下がってしまうのは目に見えている。
それは当社の目指す姿ではないですからね。
さらに、金額のことについてもうひとつ付け加えるとすると、
やはり当社もある程度の利益を出さないといけません。
これは、「会社を存続させ、発展させる」ことが、お客様のためにもなるからです。
この仕事をしていると、
「家を建てた業者がつぶれてしまって、どこに頼んだらいいか分からない」
と困っているお客様に、よくお会いします。
これはよくない。
当社に依頼いただいたお客様のためにも、会社は存続しないといけないのです。
かつての仕事の経験も含めていろいろ見たり聞いたりすると、
つぶれる会社は「お客様のことを考えない会社」か、
「利益を上げられない会社」のどちらかです。
前者は論外として、後者については、たとえお客様の評判がよくても
残念ながらつぶれてしまう会社があるんですよね。
また、社員を増やして知恵を増やし、お客様に対するサービスの質を上げたり、
さらには売り上げ規模を上げて仕入れコストを下げ、
お客様への価格を下げることも、お客様の満足度UPにつながるでしょう。
これらのことを考えると「適正な利益」がどうしても必要なんです。
この「お客様に安く提供する」ことと、「適正な品質・サービス」と「適正な利益」の
バランスをどう取るかが難しいんですよね。
でも、これが上手くいけば
お客様の満足が得られる → 売り上げが上がる → 会社が成長する
→ さらにお客様の満足があがる → さらに売り上げが上がる
といった、正の循環に乗るはず。
そうすれば、業者さんにもたくさん仕事を回せます。
このことを業者さんにも理解していただけるよう努力しないといけないですね。
まぁ、何にしろまだまだ努力の余地があるということです。
みなさま、長い目で見てやってください。m(_ _)m
リフォーム(豊島区・文京区|東京|)するならライファ大塚へ