キッチンのリフォームに合わせて、
キッチンの食器棚を家具屋さんに造作してもらいました。


こちらのキッチン、リフォーム前は奥行短めの食器棚を設置してあったのですが、
それでもキッチン本体と食器棚の間の通路が60数センチになってしまっていました。
作業しやすい通路の理想は90cmと言われています。
食器棚を置くとそこまでの通路幅はどうしても取れないのですが、
キッチンの奥行きを60cmにし、
さらに奥行き30センチちょっとの食器棚を造作してもらうことで、
通路が76センチ程度とることができました。
76センチだと、人が頻繁にすれ違うのは大変ですが、
通常の作業はできます。
さらに、L字型の大型の食器棚にすることで、
ダイニング側から見せたくない雑多なものは
ダイニングからの視線の死角になる部分に置くことができるようにしたり、
ゴミ箱をしまえるようにしたり、
ご飯をお茶碗によそう時だけ使う引き出し式のカウンターを仕込んだり、
カウンターに置くものに合わせて吊戸棚の高さを変えたり、
結構な工夫が盛りだくさんの食器棚になっています。
ちなみに通常の食器棚は奥行45センチ程度ですが、
これはある程度大型のお皿も収納できるように設定された大きさです。
しまうものに合わせて奥行を変えれば、
今回のように奥行30センチ程度でも十分活用できる食器棚になります。
(今回の造作食器棚はL字のもう一片の奥行きを60cmと深くしてあるので、
大きなものでも収納できます)
毎日使うキッチンは、使い勝手が重要です。
さらに、いろんなものがごちゃごちゃと出がちなところなので、
片づけやすさも重要。
住まい方に合わせてプランをすれば、
とても使いやすく、暮らしやすくなります。
お客様にもとても喜んでいただけました (^^)