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2019年07月16日

息子のバイトと、契約書と、もっと大切なこと。

先日、およそ一年前に全面リフォーム工事を

させていただいたお客様のところに、

取材・撮影をさせてもらいにお伺いしました。

子育て真っ最中のお客様の生活に

配慮したリフォームでしたので、

その使い勝手等いろいろと参考になることを

お聞かせいただいたのですが、

それらについては近々ご紹介できると思います。




さて、それはさておき、

この日は私の息子も

一緒にお伺いさせていただきました。

というのも、小さなお子様が3人もいらっしゃるので、

お客様が取材・撮影中にお子さんの面倒を

見なくてはいけない負担を

少しでも減らそうと思い、

私の息子にお子さんの相手を

してもらおうと思ったのです。

息子には100円のバイト代を払うことを約束して。

息子もバイト代がもらえるということで

喜んで引き受けてくれました。

(どこで覚えてきたのか、

契約書まで書かされたのですが。

巷で話題の吉〇よりしっかりしてます w)

IMG_3375.JPG



しかし、この仕事に対する息子の姿勢に

学ばされまして。

息子が私に、子供は何人いるのか、何歳なのか、

男の子か女の子なのか、何が好きなのか、

といったことを聞いてきたんです。

どうやってお子さんの相手を

したらいいのか考えるために、

聞いてきたんですね。

上の男の子が幼稚園児で

恐竜が好きだという話をしたら、

じゃあ恐竜の図鑑と、怪獣のフィギュアを用意しよう、

と準備をするんですね。

で、当日はとてもよい働きをしてくれて、

お子さんは大喜び。

私たちは取材に集中できて、

予定より短く終わりました \(^o^)/




今回の仕事っぷりの何がいいかって、

事前にヒアリングをするという行為が

素晴らしいなと思うんです。

誰に対してどんなことをすれば

喜ぶのかを聞いて、考える。

これ、リフォームの仕事でも

とても大切なんですよね。

リフォームって、ただキッチンを新しくする、

トイレをキレイにする、

ってことが目的ではなくて、

そこで暮らす人がなぜそうしたいのか、

その想いを達成するにはどうしたらいいのか、

を考えることが本当に大切なことなんです。

ひょっとしたら、

お客様の想いをかなえるには

キッチンを交換しなくても

別の方法でかなえられるかもしれないですしね。

だから、お客様にヒアリングすることが大切。




今回の取材でも、お客様からは、

相見積もりをした他社さんは

お客様が伝えた要望をそのままプランにして

色や素材をどうするかを聞いてきたのに対して、

当社は「どんな生活をしたいか」ということを聞いてきて、

アプローチの仕方が全然違っていたと

おっしゃっていただきました。

だから、とても暮らしやすい、いいリフォームができたと。




今回、息子は自然とそういうことができたんですよね。

純粋な、喜ばせたいという想いがあると、

きっとそうなるんでしょうね。

このまま育ってもらえば、

いい仕事ができる大人になれるかも (^^)

純粋さを忘れないようにうまく育ってほしいですね。






posted by いっさん at 18:57| Comment(0) | 息子の成長記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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