先日、嫁さんが録画していた、NHKの『72時間』という番組を見ました。
この回は高知競馬場の72時間を追うという内容だったのですが、
これがなかなか面白かったです。
高知競馬場って、各地の競馬場で勝てないような馬が最後に辿り着く
「負け組の聖地」と呼ばれるような競馬場らしいんですね。
見にくるお客さんも少なく閑散としています。
そんな競馬場の72時間を追った番組でした。
見に来ているのは、ガンを患ったご主人と奥様の老夫婦だったり、
訳あって男性と高知に来たけれども今は一人で暮らしている女性だったり、
負け組といわれながらも一瞬輝きを見せることのある馬と自分の人生を重ね合わせる女性など。
クライマックスは、地方の競馬場が廃業になったために自分も職を失ってしまった厩舎員と、
その人が育てた馬。
今まで一勝もしたことのない馬が、その人の目の前で初勝利を挙げるんですね。
いやー、高知競馬場という存在と、そこに集まる人々の人生ドラマが、
たった72時間の取材の中に見事に表現されていました。
世の中、派手な部分にばかりスポットライトが当たりますが、
人生そうでない部分がいっぱいありますよね。
それでも、それはその人なりの意味のある人生なんだよな、ということを考えさせられます。
NHK、民放ではなかなか作れないようないい番組作りますねー。
みなさん、受信料はちゃんと払いましょう。
しかし、こんな渋い番組を録画している嫁さんにもビックリしました。
私はテレビを出来るだけ見ないようにしているので、
見る番組は今回のように嫁さんの趣味に多分に影響されます。
こうやって夫婦というものは作られていくのかもしれませんね。
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2013年07月16日
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