今月下旬にユニットバスのリフォームをさせていただくお客様なのですが、
少々厄介な問題があったもので。
というのは、ユニットバスの設置場所の床が一段下がっているのです。
それだけでは何が問題か分からないと思いますが、大問題なのです。
じつは、このお客様、
以前に他のリフォーム業者さんとユニットバスのリフォームを契約したそうなのですが、
いざ仕事を休んで工事をするぞというその日、
職人さんが床が下がっていることに気付き、予定したユニットバスが入らず、
工事が取りやめになったという経緯があったそうなのです。
床が下がっていると、ユニットバスの脚が置けない、ユニットバスが入らない、
床高が上がってしまう、そんな問題が発生するんですね。
私が現場調査した際、計算するとユニットバスの下だけ9cmほど床が下がっていないとおかしい、
ということが分かりました。
ユニットバスの脚の高さはたいてい20cmほどなので、周囲の床の高さから計算すれば分かるのです。
で、そんな以前の工事取りやめの経緯のお話も聞いたので、
きちんと調査しようということになったのです。
それによって、ユニットバスが今より大きくできるかどうかの瀬戸際なんですね。
最初のお打合せ後、会社に帰って図面で計算したところ本当に1cmくらいの差で、
ユニットバスが大きくなるかどうかの瀬戸際。
ちなみに、リフォーム業者さんもあまり知らないであろう、こんな図をもとに計算します。

色が黒い部分は床が段差があってもいいですよ、という図です。
これを、ユニットバスを壊してみないと分からない見えない部分を想像して
判断するというのは無理というもの。
ですので、たいていのリフォーム業者さんは床が下がっていることに気付いたとしたら、
大きなサイズのユニットバスは入りませんと答えると思います。
でも、今回は幸いにも、今のユニットバスの収納を取り外すと裏が見える仕様の
ユニットバスだったのです。
で、本日職人さんをつれて確認しにきた、と、こういう訳です。
果たして。
開口して確認してみたところ、私が図面上で計算していた通り、
1cmくらいの差で先ほどの図の黒いところに床の段差が納まっていました。
運がいいのは、新しく出たばかりのLIXILのユニットバスだから納まる寸法だったということ。
前のシリーズだったら納まりませんでした。
これでお客様のご要望どおり、ワンサイズ広くなったユニットバスにリフォームすることが出来ます。
ほんと、よかったです (^^)
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たぶん、工事当日までドキドキしてますね(笑)