本来、フォーカルポイントとは、焦点とかそういった意味だと思います。
しかしインテリアでいうフォーカルポイントとは、注意をひかせるものとか、
視線を向かせるもの、といった感じのものです。
たとえば玄関を入って正面の壁に絵を飾ったり、
ニッチ(建築では壁のへこみのこと。壁を凹ませて棚を作ったりします)
に花やオブジェを飾ったりします。
そうすることで、その家に入った第一印象がガラッと変わってしまうんです。
自然に目線が向く方向と高さにフォーカルポイントをつくることが大切です。
たとえば、廊下を歩いているときに正面に見える壁やソファに座ったときに真正面に見える場所、
などといった場所がフォーカルポイントとして最適な場所です。
フォーカルポイントを意識して作ることで、空間の印象がガラッと変わってしまいます。
しかも、ある一部分にだけ力を入れればいいので、費用もそれほどかからないのです。
部屋全体を豪華に飾るのにはお金がかかりますが、一部だけを飾ればいいのであれば、
当然費用は少なくてすみますからね。
また、フォーカルポイントに視線を向けさせることで、
見せたくないものに意識を向けさせないということも可能です。
例えばダイニングとキッチンがつながっている部屋で、
キッチンの雑然とした様子を見せたくないのであれば、
キッチンとダイニングの間に少し飾り壁を作るとか、
色のきれいな花を飾るとかといったことです。
そうするだけでそのフォーカルポイントに意識がいき、
奥のキッチンの雑然としたものに意識がいきにくくなったりするものなのです。
フォーカルポイントという考え方、ぜひインテリアに取り入れてみてください。
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