リフォームでは追加費用が取られるから怖いというお客様が多いようです。
今はインターネットでいろいろな情報が出回っているので、
そんなリフォームの失敗事例も検索で引っかかってくるのでしょう。
リフォームで追加費用が発生するのは、
もちろん解体してみないと分からないというリフォーム特有の原因もあるのですが、
それ以上にリフォーム会社の質によるところが大きいように思います。
本当に酷い例は、チラシでは安い価格を出しながら、
追加工事で儲けようとする悪徳リフォーム会社。
これはリフォームは解体しないと分からないというのを悪用した言語道断の例です。
でも、それよりも多いのは営業もしくはプランナーが現場のことが分かっていない、
もしくは職人が現場に柔軟に対応できないから、追加費用が発生する例だと思います。
例えば、先日当社でリフォームさせていただいたマンションの全面リフォーム。
キッチンを解体したらこんな状態でした。
一見、なんの問題もないように思われるかもしれませんが、
床のキッチンが置いてあった箇所とそうでない箇所に段差がある、
排水管の位置が高くて標準のキッチン配管スペースでは収まらない、
といった問題があるのです。
こんな時、リフォーム会社さんによっては追加費用を請求するんだろうな、と想像できます。
臨機応変に対応してくれる職人さんでないと、
「下地をきちんとしてくれてないと組み立てできないよ」と言われるかもしれません。
この時に、リフォーム会社の担当の社員が現場のことを分かっていないと
職人さんに言われるがまま、下地調整のために大工さんを呼んで下地調整をしてもらい、
そのための費用がかかったので追加費用をください、となるのでしょう。
そのために一日工期が延びたりもします。
誰も悪気があるわけではなく、そうなるのです。
これが、きちんと知識と経験があるリフォーム会社がやると、
解体の時点で問題を把握し、あらかじめ職人さんに
「キッチン組立の時に下地調整用の合板を一枚用意してきて」と依頼しておいて、
職人さんもそういったプラスアルファの対応をしてくれる人であるのなら、
追加費用は発生しないのです。
配管についても同様。
もちろん当社でリフォームさせていただいたこの現場では、追加費用をいただきませんでした。
基本的にリフォームでは壊さなくては分からない、というのはあっても、
その対応はリフォーム会社によって千差万別のようですね。
【リフォーム後】
リフォーム(豊島区・文京区|東京|)するならライファ大塚へ
2011年07月26日
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