「あしなが育英会」と「国境なき医師団」という2団体。
偶然にも、どちらも現在AC(旧 公共広告機構)の支援を受けて、
テレビコマーシャルや電車内広告などが展開されているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
「あしなが育英会」は親を亡くした子供に奨学金を貸与する活動を行っています。
スタートは交通事故で親を亡くした子供に奨学金を貸与することから始まり、
その奨学金をうけた子供達が、今度は震災や病気で親を亡くした子供にも
奨学金を貸与できるようにしようと活動を広げ、
という具合に活動の範囲が広がり、今ではアフリカのエイズ遺児などの支援まで行っています。
また、この団体の特徴は奨学金の貸与だけでなく、
遺児の集まる場を設けて心のケアや、
もっと進んで社会に出て行く際の人間作りにまで配慮しているところです。
「国境なき医師団」は世界規模の団体で、1999年度のノーベル平和賞を受賞しています。
紛争や天災などで被害を受けていながらも、十分な医療を受けることができない地域に
医師や看護士などを派遣し、医療援助活動を行っています。
世界のマスコミなどからもまったく注目されないような地域
(注目されるのはそれなりに政治の影響がある)にも進んで支援活動を行っています。
どちらの団体も、公正・公平な活動のために、
特定の政府や企業からの恣意的な影響を受けないようにしようという活動の歴史があり、
そこが私が寄付先に選んでいる一つの理由でもあります。
どちらも登録しておくと毎月一定金額が引き落とされる様なしくみがあります。
こういう、自分の利益のためではなく人のために何かをするということはすごいことであり、
本当は自分もそういうことができればと思うのですが、
なかなかそこまでの行動力も勇気もないので、
本当にわずかながらの寄付をして自分を納得させているというか、そんな状態ですね。
自分が幸せに暮らせるのも、こういう、他人のために動いてくれる人たちがいるからでしょうしね。
みんながみんな、人のために動けるようになればいいですよね。
年末ですし、今年一年も幸せに過ごせたことを感謝して、ではないですが、
今日はこんなブログでした。
「あしなが育英会」のホームページ
「国境なき医師団」のホームページ

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