今日は大工さんに入ってもらって、大工工事に絡む解体をしました。
最初にまとめて解体をしてもらってもいいのですが、
今回は間仕切壁は残しつつ天井は高くする、といった工事があり、
後々の大工工事がしやすくなるように大工さんに解体してもらうほうがいいとの判断です。
そのほうが、コスト的にも抑えられるかと思います。
キッチン上部の天井を取ってみると、浴室からの換気ダクトが通っていました。

この配管のために、キッチンと廊下の天井が相当下がっていたのです。
天井裏に設置してあったトイレの換気扇を新規に別のところにつけ、
浴室からの換気ダクトをそちらに持っていけば、この部分の天井を高くできそうです。
トイレ換気扇の交換はサービス工事とさせてもらい、天井を上げることにしました。
一部、他の配管や電気の線のために天井を下げなくてはいけませんが、
リフォーム前と比べて、かなりすっきりした空間にできそうです(^^)
もともと和室だったところの天井は、天井材を剥がしてみると、接着剤がしっかり残っています。

このままではクロスが貼れません。この接着剤、相当しっかりくっついていて、
とろうと思うとかなり苦労するんですよね。
多少天井が下がること覚悟で大工さんに天井を作ってもらうつもりでいましたが、
何とか頑張って撤去して、急遽左官屋さんに入ってもらって平らにし、
クロスを貼ろうと思います。そのほうがすっきりしますからね。
こちらも、少し原価が高くなりますがサービス工事にて。
急いで左官屋さんと相談しなくては。
他にも追加工事が出て工程の調整が大変ですが、
あらかじめ多少工程に余裕を持ってもらえていたので、何とかなりそうです。
天井を高くすることが今回のリフォームの重要事項だったので、
できることはやって差し上げたいですからね。
リフォームというのは解体してみないと分からない部分があるので、
今回のように解体してからより良いプランに変更する、ということもあり得ます。
(あとからのプラン変更を受け付けてくれない業者さんもあるようですが)
これが大変でもあり、楽しくもあり、ですね。
これまで見る機会のなかったマンションの内部が
次々とあらわになってきて、とても面白く感じています。
台所の天井についても、下がっていた部分を取り払うと
こんなに高くなるのか、と驚きつつ納得しました。
写真右側の玄関からの入り口のドアと比べることで、
高さがよく分かります。
仕切りの壁や下がっている天井を全部取り払い、
パイプやダクトをむき出しにして、
内側をコンクリート打ちっぱなしにするポストモダンのような
スタジオタイプにしたら、面白いだろうな、と考えてしまいます。
キッチンには業務用のステンレス製を入れるのでしょうね。
などと書くと鈴木さんはヒヤッとされるかもしれませんが、
家族構成からして現実的な選択肢ではなく、
今さら仕様変更はありませんのでご安心ください。
それでも、内部のパイプの走り方などは
できるだけ覚えておこうと思います。
次回(といってもいつになるか分かりませんが)の役に立つかもしれません。
天井をできるだけ上げたいという希望をきちんと受け止めていただき、
またサービス工事でもいろいろご配慮いただき、感謝です。
引き続きよろしくお願いします。
いつもコメントありがとうございます。
昔の建築は、配管スペースに余裕を持たせていたものが多いので、
こうなるんですね。
天井は結構高く感じるようになると思いますよ。
楽しみにしていてください。