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2008年09月26日

必要のないリフォームはお勧めしません

本日は、友人の家のリフォームの現場調査に行ってきました。

屋上防水のリフォーム工事を検討中ということで、当社の社長と職人さんとで、

ハシゴをかけて屋上に登っての確認です。

このお宅は某ハウスメーカーで建てた建物なのですが、その某ハウスメーカーの定期点検で、

総合判定がC(全体的に劣化が進行)との結果が出てきて、

やり直したほうがいいと言われたとのことでした。

しかし、私達が実際に見た判断ではB判定というところ。

築15年なので、さすがに多少の劣化はありますが、シート防水の剥がれなどもごく一部で、

きれいにして、剥がれた部分を補修し、

シートを保護をするためのトップコートを掛けなおしてあげれば、あと5〜10年はもちます。

一方、某ハウスメーカーの見積もり内容は、シートをいったん剥がして、

すべてやり直すというもの。

かかる費用はトップコートだけの場合の8倍くらいです。

しかし、ハウスメーカーでリフォームしないと、

以後の保証は一切できないというんですよね。

これにはうちの社長も怒り半分、呆れ半分といった感じでした。




そういえば、別のハウスメーカーでは7年ごとに塗装のやり直しと

樋(とい)の取替をしないと、保証ができないといういうシステムだそうです。

いまどきの塗装は性能が上がってきていて、

少しいいものを使えば10年〜15年は持つんですけどね。

樋も、普通7年では取り替えないです。

7年ごとにリフォームの費用がもらえれば、

そりゃあ保証もできるというものですよね ^_^;



INAXで働いていたときも、今の会社でも、

他社の悪口は言うなという教育を受けているので、

どこのハウスメーカーだとか具体名は書きませんが・・・。

当社では、お客さんがやりたいと言っても、

私たちがお客様にとって必要のないリフォームだと思ったら、

断ることもあります。誠実な仕事をするよう心がけています。
この記事へのコメント
そうなんですか。ハウスメーカーのロングラン保証の裏には、そんな仕掛けがあったんですね。
リフォームは、地元の信頼できる業者さんが一番ですね。
必要なタイミングで、必要な事だけ出来るし、手抜きも絶対ないし(地元で手抜きをすると仕事がなくなりますから)。
Posted by cedro888 at 2008年09月28日 08:46
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