昨日、安倍首相が国民に分かりやすく安保法制について説明する、
というテレビ番組をたまたま見ました。
いや、ちょっとだけ見て、見るのをやめてしまいました。
安保法制について説明するのに例え話を使っていましたね。
説明するのも、議論するのもいいことだと思います。
しかし、おそらく多くの視聴者がそう感じたと思うのですが、
その例え話があまりにも稚拙すぎるんですよね。
火事を例え話として使っていて、
アメリカで火事が起きていて、
日本にもその火が燃え移りそうだったら消しに行けるようにするのが
集団的自衛権だと言っているのですが、火事と戦争はまったくの別物ですよね。
火事は消しに行けばリスクは減るだけなので、
もちろん消しに行ったほうがいいです。
でも、アメリカの戦争に介入したら、日本も攻撃されるリスクが高まるわけだし、
その後もずっと敵だと見なされてテロの標的になったり
報復を受ける可能性が高まりますもんね。
火事を消しに行っても、火事くんが怒って日本を攻撃したり、
消された後に報復をしたりしないですもん。
ということで、より理解を難しくする例え話とはこういうものですよ、
というのを分かりやすく教えていただいた番組でした。
あれは、火事の例え話をすることを許した
フジテレビの責任も大きいですけどね。
本当に理解を促したいなら、
国際貢献とはどういうものなのかだとか、
現状を守ったときに果たせる国際的な役割と
新しい安保法制を採用した時の国際的な役割はどう変わるのかとか、
リスクが増えるけどそれに見合った効果があるのかとか、
そういったことをちゃんと議論して理解を深めていきたいですよね。
真摯に。
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