嫁さんと映画『ヒューゴの不思議な発明』を見てきました。
3月に公開している映画で、今でも上映している映画館はほとんどないのですが、
たまたま池袋の映画館でリバイバル上映が始まったので見ることが出来ました。
アカデミー賞5部門受賞だそうです。
私はそれすら知らず、嫁さんに誘われるがままに行ったのですが、
これが私の中では大ヒットでした。
まず世界観。
1930年代のパリの駅を舞台に、時計のネジ巻を仕事にしている男の子が主人公なのですが、
大きな機械仕掛けの時計の中で生活していて、大きな歯車だとかモーターだとかの中を飛び回り、
いろんな機械も出てきて、男の子が好きそうな世界なんです。
それと昔の映画の世界が絡み合って、いろんな謎を解いていくワクワクドキドキな冒険の世界です。
これはきっと、男性のほうが好きな映画でしょうね。
そして、ストーリー。
テーマは「人にはそれぞれの役割がある」という、まぁ普遍的なテーマだと思いますが、
世界観とも相まってバッチリ引きこまれてしまいました。
そして、もうほとんど上映されていないので書いてしまってもいいと思いますが、
今では自分の小さな世界に引きこもってしまっているおじいさんが、
かつての栄光の時代を取り戻すところ。
そのおじいさん、かつては大映画監督だったのですが、
その当時の素晴らしかった思い出がフラッシュバックしてくるような場面では、
思わずうるっときてしまいました。
我ながら、ここで心動かされるとは年をとってしまったかなぁ、と思いますが。
まぁ、私はまだぎりぎり30代ですが、人生80年としたらほぼ折り返し地点なので、
どちらかいうと先を見る性格の私は残りの人生を考え始めちゃってるのかもしれません。
ということで、おじいさんのフラッシュバックに心動かされたのかも。
いかん、いかん。
まだまだ私には、この先に素晴らしい未来が待っているはずですから(笑)
そんな映画でしたが、面白い映画だと思います。
遅いご紹介で、なかなか映画館で見られる状況ではないですが、
ビデオが出たらご覧になられることをお勧めします。
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